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分娩予定日の決定方法

 令和元年を迎えました。人類の叡智を持って健やかな時代を保つことを願います。
 私たち産婦人科医は元号が決定するまで5月1日以降の分娩予定日をカルテや書類に記入する時には西暦で対応していましたがなんとなくしっくりときませんでした。やはり分娩予定日は和暦がふさわしいようです。今月は分娩予定日についてお話しいたします。

 分娩予定日の決定はその後の胎児発育を評価する時の基準となるため正確に決定されなければなりません。分娩予定日は次の3つから決定します。1.)基礎体温などから受精した日がわかる場合は、その日を基準に分娩予定日を決定2.)超音波検査の赤ちゃんの大きさから分娩予定日を決定3.)月経周期が28〜30日と正確であり最終月経が正確にわかる場合はこれを基準に分娩予定日を決定私たちヒトは機械ではないためどんなに月経周期が順調な女性でも排卵がズレることはしばしばあります。従って通常は上記1.)2.)より分娩予定日を決定します。排卵日は月経日を記録しているだけではわかりません。基礎体温を測定しなければ知ることはできません。基礎体温を測定記録している場合には持参すると正確な予定日決定の助けとなります。

by chikakinu | 2019-05-01 05:00  

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