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新型コロナワクチン接種につきまして

2023.5.15 記

6回目のワクチン接種を開始しました。


10月16日 記

現在ファイザー社の2価ワクチンの接種を行なっています。


8月26日 記

仙台市から「国からのファイザー社のワクチンの供給が終了」との報告がありました。

従いまして当院でもファイザー社のワクチンが終了次第モデルナ社のワクチン接種となります


3月1日 記

現在、ファイザーとモデルナの接種を行っております。


1月20日 記

本日仙台市から連絡がありファイザー社のワクチンの在庫が非常に少ないとのことです。

そのため今後は個別接種を行なっている医療機関への配送ワクチンはモデルナが中心になるようです。


1月11日 記

3回目のワクチン接種の予約を開始しました。

当院で1回目と2回目のワクチン接種を行なった方が対象です。

接種券がお手元に届きましたらお電話でご予約ください。


# by chikakinu | 2023-05-15 05:00  

ご来院前に必ずお読みください 当院の新型コロナウイルス感染症対策

受診の方はご自宅で体温を測定のうえ来院をお願いいたします。

37.5度以上の方は来院をお控えください。

来院時はマスクの着用をお願いいたします。

202358日付で新型コロナウイルス感染症の分類が変更になりましたが、当院は妊婦健診施設であることから

コロナウイルスに感染した場合は5日間の待機期間を終えてから来院してください。


待合室内の人数を極力少人数に抑えるため、お付添はお一人までにお願いします。

感染防止のため急を要しない手術など一部の治療は延期しています。ホームページ上に記載してある内容であっても手術など現在は中止している診療内容もあります。感染状況が日々変化しているため突然の中止もあることをご了承ください。


当院へ御用の業者の方へ

感染防止対策の厳守をお願いいたします。当院を訪問なさる際は必ずマスクを着用願います。


# by chikakinu | 2023-05-08 05:00  

外陰部違和感

62歳 女性 主婦

 1年ほど前から歩行時に違和感を感じるようになってきました。しかし具体的にどんな違和感か自分でもよくわからなかったためそのままにしていました。しばらくすると長く歩いたときや夕方になると外陰部に何か挟まっているように感じるようになってきました。それからしばらくしたある日のことお風呂で体を洗っていたときに外陰部に何か柔らかいツルッとしたかたまりが触れました。怖くなり翌日産婦人科を受診しました。


 受診時、子宮が外陰部から脱出しているのが確認できました。子宮脱でした。腟内にペッサリーリングを挿入して修復し骨盤底筋体操を指導しました。

ポイント:子宮脱などを骨盤臓器脱といいます。子宮の他、膀胱、直腸が下がってくることもあります。これらは骨盤の支持組織の脆弱化が原因です。保存的治療としては上記のようなペッサリーリングの挿入がありますが骨盤体操を行うことも大切です。正しい体操については受診時に説明しています。重症化すると手術治療が必要となります。


# by chikakinu | 2023-05-01 05:00  

HPVワクチンにつきまして

当院ではHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の接種を行なっております。

9価ワクチン9種類のHPVを予防できます)を開始しました。従来の 4価ワクチンも接種可能です。

HPVワクチンは電話で予約の上来院してください。

未成年の方は必ず保護者同伴でいらしてください。

母子手帳をご持参ください。


またキャッチアップ対象者(生年月日が1997年4月2日〜2006年4月1日の女性)の方の接種も行なっています。

現在仙台市に住民票があり、HPVワクチン接種全3回が終了していない方が対象です。

1.仙台市に住民票があるとわかるもの(運転免許証、保険証、住民票など)

2.母子健康手帳

キャッチアップ対象者の方は上記2点をご持参ください



# by chikakinu | 2023-04-10 05:00  

胎児発育不全 

37歳 会社員


 数回目の体外受精によって第1子を妊娠し、妊婦健診を希望し当院を受診なさいました。分娩は里帰りをご希望でした。

初診時の胎児の大きさは体外受精を行なった病院で決定した予定日に見合った大きさでした。2回目、3回目の妊婦健診でも順調な発育を認めていました。しかし4回目の妊婦健診時に胎児の推定体重が胎児体重基準値からややずれて小さいことが確認できました。超音波所見では小さい以外に異常は認められませんでしたが、ご本人に詳しい検査をする方が良いと説明して超低出生体重児などの治療を行える専門病院へ紹介受診しました。

 専門病院受の検査でもやはり小さいだけで他の異常はありませんでしたが、もう少し経過をみるとのお返事をいただきました。その後ご本人が「やはり里帰り分娩をしたいがどうしたら良いでしょうか?」と相談にみえました。ご実家の近くには新生児を診ることができる病院は無いとのことでした。様々な条件から低出生体重児の治療ができる病院での分娩が望ましいと説明し、ご夫婦で話し合った結果仙台で分娩をすることになりました。

 その後も専門病院での妊婦健診を継続し小さいけれども胎児成長が見られているとのことでした。しかし妊娠37週時胎児発育が停止し胎児発育不全のため帝王切開で分娩となりました。赤ちゃんの出生時体重は1100gでした。


 ポイント:胎児発育不全の原因としては母親側の要因、胎児側の要因、胎盤や臍帯要因などがあります。母体要因として病気やタバコなどがあり原因を治療したり取り除いたりできれば良いのですが原因不明であることも少なくありません。胎児発育不全は慎重な管理が必要です。


# by chikakinu | 2023-04-01 05:00